いちかわ市民ミュージカル

はじめに

 

2002年8月、“三世代市民の芸術文化創造と交流を通したまちづくり”を目的に、市民300名の出演による「オリジナル・市民ミュージカル」が上演され、大きな反響を呼びました。

 

以来、2年に一度の公演を重ねて、今回は第10回記念公演となります。2020年秋に上演の予定でしたが、新型コロナの影響で延期となり、改めて2022年秋に、改築なった市川市文化会館大ホールにて、上演の運びとなりました。市民主体で、20年に及ぶ活動を発展させている例は全国的にも類を見ません。

 

稽古場では、年齢も職業も関係なく、幼児からシニア世代までが一緒になって笑い、悩み、創造し、「稽古場に一つの地域が生まれる」かのような豊かな交流が育まれています。公演をご覧になった方々からは、“わが街市川”から選んだ素材を描く作品への高い評価とともに、「市川に住んでいてよかった」「温かな市民のつながりがうれしい」などの感想が多く寄せられています。

 

昨今では、人と人の結びつきや一人ひとりの自己肯定感が弱まって、生きづらさに苦しむ人が増えています。そうした時代にあって、地域の住民同士が芸術文化を通して結びつき交流し合う活動がますます重要になってきています。

コロナに負けるな! 「いちかわ市民ミュージカル第10回記念公演」!

 

 


いちかわ市民ミュージカルの目的

 

「いちかわ市民ミュージカル」は以下のことを目的としています。

(1)創造の喜びと世代を越えた交流を楽しむ

子どもからお年寄りまでの三世代市民が、芸術文化の創造の喜びを味わうとともに、世代を超えて交流して互いに理解し学び合う。

(2)“わが街市川”を愛して絆を結ぶ

地域の現実や歴史、人を知ることで、わが街市川を愛するとともに、芸術文化活動を通して絆を結び、文化的なまちづくりに寄与する。

 


公演実績